【薬膳レシピ】肌寒い季節の「冷え」と「エネルギー不足」を撃退!かぼちゃの薬膳パワー

秋から冬にかけては、寒さの到来とともに「気(活力・エネルギー)」が不足しやすく、体内の巡りが滞って冷えや疲労感が表面化しやすい季節です。
また、寒暖差や冷えによって胃腸の動きが低下し、食欲不振や消化不良を起こすことも少なくありません。
ホクホクとした甘みと美しい黄色が特徴の「かぼちゃ」は、寒さやエネルギー不足に負けない体を作る、秋・冬の養生に欠かせない薬膳食材です。
毎日の食卓にかぼちゃを賢く取り入れて、寒さに負けない健やかな体を作っていきましょう。
薬膳において、かぼちゃは弱った胃腸の働きを高めて生命エネルギーをしっかり補う「補中益気(ほちゅうえきき)」の代表格。
さらに、身体を内側から優しく温めて冷えを和らげる「温中散寒(おんちゅうさんかん)」の働きに非常に優れています。
冷えによる疲労や胃腸の不調を根本からケアしながら、冷え切ったカラダにポカポカとした元気(気)をチャージしてくれます。
毎日の食卓にかぼちゃを賢く取り入れて、寒さに負けない活力と暖かさに満ちた体を作っていきましょう。
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● β-カロテン(ビタミンA)・・・かぼちゃの鮮やかな黄色のもととなる成分。体内でビタミンAに変換され、皮膚や粘膜の健康を維持するサポートをします。高い抗酸化作用を持ち、季節の変わり目の風邪予防や肌荒れを防ぐバリア機能を高めます。
● ビタミンE・・・「若返りのビタミン」とも呼ばれ、強力な抗酸化作用で末梢血管を広げて血行を促進します。手足の冷えや、冷えからくる肩こり・頭痛・だるさの解消に絶大な効果を発揮します。
●ビタミンC・・・加熱しても壊れにくい特徴を持ち、免疫力を高めて疲労回復をサポート。ストレスに対する抵抗力を高め、寒さによる体力の消耗を防ぎます。
●食物繊維(ペクチンなど)・・・体内の余分な塩分や水分を排出してスッキリ整えるカリウムと、腸の動きを活発にする食物繊維が豊富。胃腸を温めながら腸内環境を整え、冷えによる便秘の解消に役立ちます。
~ 季節別 組み合わせにおすすめの食材 ~
かぼちゃは季節や体調に応じた食材と組み合わせることで、より高い薬膳効果を発揮します。
春(寒暖差による疲労と自律神経の乱れをケア)
春特有の環境変化によるストレスや、寒暖差で消耗した「気」をしっかりチャージする組み合わせ

玉ねぎ
気の巡りを良くして胃腸の動きをサポートし、重だるさをスッキリ解消

鶏肉
かぼちゃとともに気と血を補い、春先の不調や疲れを根本からリセット

生姜
春の寒の戻りによる冷えを防ぎ、胃腸を温めて消化吸収を高める
夏(エアコン冷えと暑さによるバテ・食欲不振を予防)
冷たいものの摂りすぎで冷えた胃腸を温め、減りがちなエネルギーをスピード補給する組み合わせ

豚肉
滋養強壮を高め、ビタミンB1とともにかぼちゃの補気作用で夏バテを防ぐ

とうもろこし
胃腸の消化機能を助け、余分な湿気を出しつつ体力をアップ

味噌
温性で胃腸を守り、かぼちゃの甘みを引き立てて冷え性・夏バテを予防
秋(気力を補い、夏のダメージ回復と冷え・乾燥予防)
かぼちゃの温性と補気作用をフル活用し、寒さの始まりに負けない体を作る組み合わせ

山芋
滋養強壮の「山薬」として、かぼちゃとともに胃腸とエネルギーをダブル補強

くるみ
腎を温めて足腰の冷えを防ぎ、活力と血行を同時にアップ

鶏もも肉
身体を温める温性食材。かぼちゃとの組み合わせで強力な体力回復効果を発揮
冬(温性食材寒さによる強烈な冷え・消化不良・体力低下をガードと合わせて胃腸の冷えをカバー)
かぼちゃの温める力をさらに強化し、寒気から体を守りぬく組み合わせ

長ネギ
発汗・温熱作用で芯から体を温め、かぼちゃとともに冷えによる腹痛や便通を改善

牛肉
気血を強力に補い、冷えからくる疲労・筋力低下・寒がり体質を改善

シナモン
体内の深部から冷えを払い、血流を劇的に良くしてポカポカを持続
~ かぼちゃを使ったおすすめレシピ ~
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▼ひき肉とかぼちゃのごまみそ汁
かぼちゃは冬至に食べると良いとされるほど体を温める食材。生薬としても使われるしょうがも加えて、冷え込みに備える温活お味噌汁です。

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かぼちゃ・・・1/8玉(250g) ごま油・・・小さじ1 鶏ももひき肉・・・80g 酒・・・大さじ1 だし汁・・・600ml みりん・・・大さじ1 みそ・・・大さじ1.5~2 白すりごま・・・大さじ1 しょうが・・・小さじ1 |
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《作り方》 ①かぼちゃはスプーンで種とわたを取り除き、3~4cm大に切る。 ②鍋にごま油を中火で熱し、鶏肉、酒を加えて炒める。8割色が変わったら、かぼちゃを加えてさっと炒め合わせる。 ③だし汁、みりん、しょうがを加え、沸いたら蓋をして弱火で5~7分、かぼちゃが柔らかくなるまで煮る。(アクが出たら都度取り除く)火を止めてみそを溶き、すりごまを入れる。 |
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– 監修について –
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監修 田中奏多(たなか・かなた) 東京TMSクリニック院長。BESLI CLINIC COO。医師・調理師。 東京・神田に「働く人の薬に頼らない心のクリニック」ベスリクリニックを2014年 共同創設。ベスリクリニックCOO:Chief Operating Officreとして 「社会のニーズに合わせた医療サービス」の構築を担当。 ハーバード大学TMSコースを修了し、2020年5月東京・恵比寿に TMS治療専門クリニックである 東京TMS(Tokyo total Mental Stress Clinic)クリニックを開院。 著書に『眠る投資 ハーバードが教える世界最高の睡眠法』(アチーブメント出版)。 「林修の今でしょ!講座」(テレビ朝日)、 「爆報THEフライデー」(TBS)などメディア出演多数。 |
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