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【薬膳レシピ】薬膳カレーで残暑を乗り切る!~おすすめ食材とレシピ紹介~

9月に入りましたが、まだ蒸し蒸しと暑い日が続いていますね。
秋は夏の胃腸疲れから体力が落ちたり、寒暖差で体が重くなったり、気分が落ち込んだりする方もいらっしゃるようです。
また、夏に溜まった疲れが一気に出ることもあるので注意が必要です。
疲れを出さないためにも、いつも以上に食事に気をつけましょう!



残暑におすすめ
- 胃腸の働きを助けるスパイス -

秋は夏に冷たいものを食べすぎ、胃腸が疲れ、「秋バテ」の症状が出やすくなります。
胃腸が丈夫だからと夏の間に冷たい物をたくさん飲んだり食べたりした人や体を冷やし過ぎた人は特に注意が必要です。
そんな時には胃腸の機能を高めてくれる、「スパイス」を食事に取り入れましょう。

スパイスといえば、カレーが思いつきますよね!
カレーにはどんなスパイスが使われているのか、効能と一緒に見ていきましょう!

●クミン

カレーに欠かせないスパイスの一つ。世界各国で愛され、古代エジプトでは胃腸薬として用いられたという記述も残っているそうです。消化を助け、腹痛や胃痛等への効果が期待できます。胃腸の悩みを改善してくれる万能スパイスです。

●胡椒

家庭でよく使われる胡椒は体を温めてくれるスパイス。胃が冷えて痛むときや冷えによる下痢のときなどにおすすめです。その他、消化や血行促進も助けてくれる調味料です。摂りすぎると逆に胃や腸の粘膜を刺激しすぎてしまうので、適量にしておくことがポイントです。

●コリアンダー

胃の働きを助け、消化を促進してくれるコリアンダー。独特の香りが気の巡りを改善し、薬膳でもよく使われる食材です。栄養価も高く、抗酸化作用も期待できます。

(監修:管理栄養士 佐藤栄利加)



胃腸の働きを助けるカレーのおすすめレシピ

▼ひよこ豆とほうれん草のキーマカレー
疲労回復や冷えの解消、貧血予防の効果が期待できるキーマカレー!
血の材料となる鉄分を多く含むひよこ豆は貧血予防にも効果的。ほうれん草との組み合わせでその効果をさらにアップ!

▼シーフードと気巡り野菜のカレーライス
胃腸の働きを助けるカレーにセロリ、玉ねぎ、パプリカ等を追加!
香りの高い野菜には、滞った気を巡らせる作用があり、ストレスやイライラに効果的。

▼薬膳担々カレー
生薬として有名なターメリックやクミン等のスパイスで作られたカレー粉と油分を含むごまを合わせて、胃腸機能を改善する効果が期待できます。


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– 監修について –

監修 田中奏多(たなか・かなた)

東京TMSクリニック院長。BESLI CLINIC COO。医師・調理師。
東京・神田に「働く人の薬に頼らない心のクリニック」ベスリクリニックを2014年 共同創設。ベスリクリニックCOO:Chief Operating Officre​として 「社会のニーズに合わせた医療サービス」の構築を担当。
ハーバード大学TMSコースを修了し、2020年5月東京・恵比寿に TMS治療専門クリニックである 東京TMS(Tokyo total Mental Stress Clinic)クリニックを開院。
著書に『眠る投資 ハーバードが教える世界最高の睡眠法』(アチーブメント出版)。 「林修の今でしょ!講座」(テレビ朝日)、 「爆報THEフライデー」(TBS)などメディア出演多数。


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