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【薬膳レシピ】秋の胃腸と乾燥を優しく守る薬膳「オクラ」の驚きのパワー

朝晩の心地よい涼しさとともに秋の訪れを感じる頃となりましたが、「夏の疲れが抜けない」「食欲が戻らない」「肌や喉の乾燥が気になる」とお悩みではありませんか。
秋は、夏の間に冷たいものの摂り過ぎやエアコンでダメージを受けた「胃腸の疲れ」が表面化しやすい季節です。
さらに、空気が一気に乾燥し始めるため、体内の水分(津液)が不足して喉・鼻・皮膚・腸などの乾燥トラブルも起こりやすくなります。
独特のネバネバとした食感が特徴の「オクラ」は、秋の養生に非常に効果的な薬膳パワーを持っています。

薬膳において、オクラは弱った胃腸の働きを高めて食べたものの消化吸収を助ける「健脾和胃(けんぴわい)」の作用に加え、体内や消化管に潤いを与えて便通や粘膜の状態を整える「潤燥通便(じゅんそうつうべん)」の働きに優れた食材です。
夏の疲れを残した胃腸を優しくいたわりながら、秋特有の「燥邪(そうじゃ=乾燥のダメージ)」から体を守り、内側からみずみずしさを補ってくれます。

毎日の食卓にオクラを賢く取り入れて、秋の乾燥に負けない健やかな体を作っていきましょう。

#オクラ #秋の薬膳 #健脾和胃 #潤燥通便 #胃腸ケア #乾燥予防 #薬膳知識



●ペクチン(水溶性食物繊維)・・・オクラ特有のネバネバのもととなる成分。胃の粘膜を保護して荒れた胃腸をいたわるほか、腸内環境を整えて秋に増えがちな乾燥性の便秘予防にも役立ちます。

● β-カロテン・・・体内でビタミンAに変換され、皮膚や粘膜の健康を維持するサポートをします。高い抗酸化作用を持ち、秋の乾燥による肌荒れやウイルスの侵入を防ぐ粘膜バリアを高めます。

●カリウム・・・体内の不要な塩分(ナトリウム)や水分バランスを調整。寒暖差による自律神経の乱れや、秋口の体の重だるさ・むくみの解消に効果的です。

●カルシウム・マグネシウム・・・骨や歯の健康に欠かせないミネラル群。秋の夜長に起こりやすい自律神経の乱れやイライラを鎮め、心身を穏やかに保ちます。







~ 季節別 組み合わせにおすすめの食材 ~

オクラは季節や体調に応じた食材と組み合わせることで、より高い薬膳効果を発揮します。


春(脾胃を助け、自律神経を整える)

春特有の環境変化によるストレスや、自律神経の乱れからくる胃腸の不調をケアする組み合わせ


しいたけ

気の巡りを良くして胃腸の働きを高め、免疫力の土台を整える

あさり

余分な熱を逃がし、肝の働きを整えて春のモヤモヤ感をスッキリ解消

梅干し

酸味で生津(潤い生成)を促し、オクラとともに春の食欲不振を解消






夏(暑さによる渇きとバテを予防)

暑さで落ちた胃腸のエネルギー(気)を補い、失われた潤いをチャージする組み合わせ


ズッキーニ

余分な熱と水分を排出し、夏のむくみや胃もたれを防止

タコ

体にこもった熱を和らげ、甘酸っぱさで食欲を刺激しつつ水分を補給

ハトムギ

体内の不要な「湿(水分)」を取り除き、オクラとともに夏のむくみや胃腸の重だるさをスッキリ改善






秋(夏の胃腸疲労回復と乾燥予防)

オクラは季節や体調に応じた食材と組み合わせることで、より高い薬膳効果を発揮します。


山芋

滋養強壮を高め、オクラとともに胃腸粘膜をW保護して体内の潤いをストック

白きくらげ

肺や皮膚・腸に強力な潤いを与え、ドライマウスや秋の乾燥肌・便秘を予防

はちみつ

肺や腸を強力に潤して乾燥を防ぎ、オクラとの相乗効果で秋特有の肌荒れや乾燥便秘をケア






冬(温性食材と合わせて胃腸の冷えをカバー)

オクラの性質を温かい食材でバランス調整し、冬の消化不良や冷えを予防する組み合わせ


長ネギ

発汗を促して寒気を払い、オクラとともに腸の動きを活発にして便通を整える

牛肉

気と血を強力に補い、冷えによる疲労や体力低下を改善して胃腸のパワーを高める

エビ

腎を温めて体力をつけ、トマトのビタミンCとともに免疫力の維持をサポート






#疲労回復 #滋養強壮 #胃腸ケア #薬膳料理


▼山芋入り鶏つくねの梅だれマリネ
山にできる薬(山薬)とも呼ばれる山芋と、胃腸の粘膜を保護するオクラのダブル滋養強壮食材に、さっぱりとした梅だれを合わせた疲労回復・胃腸ケアにぴったりの一品です。

材料(2人分)
鶏ひき肉・・・200g
山芋(すりおろし)・・・20g
長ねぎ・・・1/3本(30g)
オクラ・・・8本

(A)
しょうが(すりおろし)・・・小さじ1
塩・・・小さじ1/3
酒・・・小さじ1
片栗粉・・・大さじ1

(梅だれ)
梅干し・・・1個
みりん・・・大さじ2
みそ・・・大さじ1/2


《作り方》
準備:オクラは塩で板ずりをする。梅干しは種を取り、包丁で叩く。
①梅だれを作る。耐熱ボウルに梅干し、みりん、みそを混ぜ合わせラップをせず30秒レンジで加熱する。
②山芋はすりおろし、長ねぎはみじん切りにする。
③ボウルに鶏ひき肉、②、<A>を入れよく混ぜる。
④鍋に湯沸かし、直径3㎝ほどの丸形に整えスプーンで落とし、浮かんでから約1分茹でる。同じ鍋でオクラも茹でて半分に切る。
⑤④の水気を切り、①のボウルに入れマリネにする。






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– 監修について –

監修 田中奏多(たなか・かなた)

東京TMSクリニック院長。BESLI CLINIC COO。医師・調理師。
東京・神田に「働く人の薬に頼らない心のクリニック」ベスリクリニックを2014年 共同創設。ベスリクリニックCOO:Chief Operating Officre​として 「社会のニーズに合わせた医療サービス」の構築を担当。
ハーバード大学TMSコースを修了し、2020年5月東京・恵比寿に TMS治療専門クリニックである 東京TMS(Tokyo total Mental Stress Clinic)クリニックを開院。
著書に『眠る投資 ハーバードが教える世界最高の睡眠法』(アチーブメント出版)。 「林修の今でしょ!講座」(テレビ朝日)、 「爆報THEフライデー」(TBS)などメディア出演多数。





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