【薬膳レシピ】薬膳で乗り切る夏!熱中症対策におすすめ食材

暑さが本格化する季節。
この時期、体調を崩す原因のひとつが「熱中症」です。
水分補給や涼しい環境の確保はもちろんですが、体の内側からしっかり整えることも大切です。
「熱中症対策=水だけ」ではなく、「水分補給」と「塩分」が基本と言われています。
しかし薬膳ではそれに加えて、「気(エネルギー)を補う」「熱を冷ます」「潤いを与える」ことも大切にします。
今回は、これからの時期におすすめの食材をご紹介します。
食材の力を借りて、体の中から涼しく、元気に夏を乗り切っていきましょう!!
~おすすめの食材~

冬瓜 冬瓜は体の余分な熱を取り、潤いを与える夏の定番食材。 むくみの解消や利尿作用もあるので、熱による体のだるさにも効果的です。 |
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緑豆 熱を冷まし、体の毒素も流してくれる頼もしい豆。 |
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きゅうり “体を冷ます野菜”の代表。 水分量が多く、体内の熱を冷ます効果があります。 |
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はと麦 湿気を取り除き、胃腸の働きを整える作用があり、むくみや倦怠感の改善にもおすすめです。 |
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スイカ 暑さを和らげ、水分とミネラルを補ってくれる「天然のスポーツドリンク」 白い皮の部分は漢方薬にも使われます。 |
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セロリ イライラやのぼせ、ストレス対策にも! 体にこもった熱を冷まし、香りには気を巡らせ、クールダウンさせる働きがあります。 |
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トマト 体に潤いを与え、喉の渇きや軽い発熱感を和らげてくれます。 ビタミンCが豊富で、日差しでダメージを受けた体の回復にも。 |
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ゴーヤ 独特の苦味成分は、熱を冷ます薬効を持ちます。 夏バテや疲労回復に役立つ薬膳食材として、おすすめです。 |
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レモン 爽やかな酸味が体液を補い、のどの渇きを和らげ、イライラにも◎ |
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~ おすすめレシピ ~
#むくみ解消 #夏バテ対策 #栄養たっぷり #薬膳スープ #簡単薬膳
▼米のとぎ汁を使った冬瓜のコーンスープ
熱を冷ます効果のあるとうもろこしと冬瓜は、利尿作用をもち、むくみや夏バテ予防が期待できる。米のとぎ汁で疲労回復効果アップ。

コーン缶・・・100g 生クリーム・・・50g コンソメ・・・5g 米のとぎ汁・・・200㏄ (米は最初は軽く洗うだけですぐに水を切り、2回目にしっかり研ぐ。2回目のとぎ汁を使用) 冬瓜・・・100g |
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《作り方》 ①コーン缶・生クリーム・コンソメをミキサーにかける。冬瓜は3㎝角程度に切る。 ②鍋にとぎ汁を入れて沸かし、冬瓜を入れて煮る(あらかじめレンジで加熱してもよい)。 ※アクが出たら都度取り除く。 ③冬瓜に火が通れば、①を入れてひと煮たちさせる。 ★バジルやパセリがあればトッピング |
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~ おすすめレシピ ~
#美肌 #腸活 #むくみ #簡単薬膳
▼きゅうりとエノキのナムル
食物繊維と水分が豊富で、腸内環境を整えるため、便通のサポートや体内の毒素排出の促進より、肌荒れや疲労の軽減にもつながります。

きゅうり・・・1本(80g) えのき・・・1/2袋(40g) (A) 醤油・・・小さじ1(6g) ごま油・・・小さじ1(4g) 塩胡椒・・・少々 いりごま(白)・・・少々 |
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《作り方》 ①きゅうりは千切りにする。 ②えのきは石づきを落として半分の長さに切って湯がいておく。 ③(A)合わせ、きゅうり・えのきと和える。 ④いりごま(白)と塩胡椒をかける。 |
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然の膳で買える♪おすすめ薬膳アイテム

薬膳カレー
利尿作用のあるハトムギを使用した薬膳カレー。また、カレーのスパイスが湿気を取り除くサポートをしてくれます。
