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ダイエットにもおすすめ!胃腸にやさしい「薬膳粥」

風邪を引いたときや、胃腸が疲れているときに食べることが多い「おかゆ」
お粥には、身体にとても嬉しい効能や効果があります。
日本だけでなく中国や韓国でもよく食べられており、「中華粥」はよく耳にされる方も多いのではないでしょうか。
日本は風邪を引いたときに良く食べますが、中国や韓国では朝食によく食べられており、日常的に食べられているそうです。
日本のお粥は、米と水だけで炊いたシンプルなお粥が特徴であり、中国のお粥は出汁などを加えて炊き、韓国はポタージュのようなとろみがあるのが特徴です。
薬膳粥は、各国のお粥を組み合わせたようなもので、使う食材や調味料もさまざま。
ご自身の体調や、取り入れたい効能に合わせて食材を選びます。
組み合わせは多数に渡るため、味も飽きにくく、日々のお食事に取り入れやすいと思います。

▼この記事でご紹介する内容
1.薬膳粥の効果効能「お粥の十徳」とは
2.おすすめの生薬と食材
3.レシピ
4.まとめ



薬膳粥の効果効能

~ お粥の十徳とは ~

お粥には10個の良いことあると言われており、【粥有十利】と呼ばれています。

【1】色:顔色、肌つやをよくする
【2】力:栄養を吸収し、体力をつける
【3】寿:寿命を延ばす
【4】楽:胃にやさしく、体が楽になる
【5】詞清辯:頭の働きがよくなり、言葉が清らかになる
【6】宿食除:消化がよい
【7】風除:風邪を防ぐ
【8】飢消:消化がよく、栄養となり飢えを癒す
【9】渇消:のどの渇きを癒す
【10】大小便調適:お通じも利尿もよくする





その時の体調や取り入れたい効能の食材を組み合わせて、オリジナルの「薬膳粥」を作ってみましょう♪



七草
お正月明け、人日の節句である1月7日に食べる習慣のある「七草がゆ」。
早春に芽吹くことから邪気を払うといわれており、その若芽を食べ植物の生命力を取り入れることで、無病息災でいられるようにという願いが込められています。
また、お正月でたくさん食べた胃を休めるという意味合いもあると言われています。



キャベツ
胃腸の調子を整えると言われている食材の組み合わせ。春は旬の「春キャベツ」を入れることも甘味が出ておすすめです。



ほうれん草
鉄分が豊富に含まれているため、貧血が気になるときにもおすすめ。
またビタミンCやβ-カロテンも含まれており、免疫力アップにも!



生姜
身体を温めてくれる作用で有名な食材。
殺菌作用があり、風邪の引きはじめにもおすすめです。



黒豆
むくみやそれに伴う関節の痛みを緩和すると言われております。
また、皮に含まれる「アントシアニン」がアンチエイジング効果にもおすすめ。



きのこ
免疫力の向上や風邪予防に役立つと言われ、疲労回復や整腸作用にも効果が期待できると言われています。
低カロリーでビタミンB1、B2が多く含まれており、脂肪の代謝を助けてくれる為ダイエットにもおすすめ。



枝豆
ビタミンCを豊富に含んでおり、免疫力アップに期待できます。
夏バテのときにもおすすめです。



とうもろこし
抗酸化作用のあるビタミンEとコレステロールを下げる効果に期待できるリノール酸が豊富に含まれております。
夏に旬を迎えるので、夏に食べる薬膳粥の食材にもおすすめです。



梅干し
おかゆの定番食材。
消化促進、疲労回復におすすめ。
風邪の改善に役立つと言われております。



かぼちゃ
身体を温める食材。
冷えが気になるときにもおすすめ。
ビタミン類も豊富なため、疲労回復にも役立ちます。



鶏肉
胃腸を温めてくれる働きがあります。
コラーゲンも含まれているので、肌や髪を若々しく保つのに役立ちます。



あさり
ビタミンB12や鉄分が豊富。
貧血が気になるときにもおすすめです。
また、肝臓の解毒作用のあるタウリンも含み、二日酔いの改善にも効果が期待できます。



えび
低カロリー・高たんぱくな食材。
体を温めて冷えを取る効果が期待できます。
アンチエイジング効果が期待できるアスタキサンチンなどの栄養素も含まれています。



クコの実
身体に嬉しいビタミンなどの抗酸化作用が期待できる栄養素が豊富。
アンチエイジングにもおすすめです。




ビタミン、ミネラル、良質なたんぱく質など身体に嬉しい栄養素が豊富。
疲労回復や美肌にもおすすめです。






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▼雑穀米の参鶏湯風粥
韓国の伝統料理「サムゲタン」をベースにした、胃腸にやさしい薬膳粥。塩麹と組み合わせることで、胃腸の機能を高め、消化を促進におすすめです。

材料(2人前)
長ねぎ・・・1/2本
しょうが・・・1/2片
水・・・5カップ
塩麹・・・大さじ3
鶏肉手羽元・・・6本
米・・・1/2合(75g)
雑穀米・・・30g
銀杏(水煮)・・・8個


《作り方》
①長ねぎは斜め切りにする。しょうがは薄切りにする。
②鍋に水、塩麹、鶏手羽元、①を入れて強火にかける。沸騰したら弱火にしてフタをし、10分程に煮る。
③米と雑穀を洗い、②に加え、フタをして中火で20分程煮る。途中で水分が足りなくなったら水を加える。
④銀杏を加え、ひと煮立ちさせる。





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いかがでしたでしょうか。
ここまで「薬膳鍋」についてお伝えしてきましたが、
その時々のご自身の体調・体質に合わせて組み合わせて作る「薬膳鍋」
組み合わせ次第で、健康にはもちろん、ダイエットや美肌にもおすすめですので、ぜひ、ご自身に合った薬膳鍋を作ってみてください。


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