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【薬膳レシピ】季節の変わり目に秋バテ注意!おすすめ食材とレシピ集★

みなさん、「秋バテ」ってご存じですか?
「夏バテ」はよく耳にするかと思いますが、「秋バテ」はあまり耳馴染みのない言葉かもしれません。
症状としては、なんとなく体がだるい、食欲がない、むくみなど…「夏バテ」の症状に似ています。

9月下旬ごろになると、日中はまだ夏のように暑いのに、朝晩は冷えるという気温。
体が体温調節についていけず、急な温度変化より自律神経のバランスが乱れてしまい、体の不調が続く「秋バテ」を感じる人が増えてきています。
秋バテにならないために、季節の変化に対応できるよう免疫と体力をつけることが大切です。
夏の疲れは、今のうちにしっかりリセットして、元気に秋を過ごしましょう!!

今回は「秋バテ」におすすめのレシピをご紹介♪

お家で簡単に作れるので、ぜひ試してみてください。



おすすめの食材

●山芋

弱った胃腸を整える「山芋」
滋養強壮効果のある食材としても有名で、疲労回復にとてもおすすめの食材です。

●さつまいも

さつまいもには胃腸を整える作用があり、カラダを元気にする働きがあると考えられています。

●しょうが

血流の巡りをよくしてくれ、強い殺菌力があり、体の免疫力を高めてくれる「しょうが」
夏に冷房や、冷たいものの摂取で冷えた身体も温めてくれます。

●豚肉

疲れた体の疲労回復に効果的なビタミンB1を豊富にを含みます。
また、ビタミンCや滋養強壮を高めるミネラル分がたっぷり含まれており、ストレス解消にも役立ちます。

(監修:管理栄養士 佐藤栄利加)



~ 「秋バテ」改善レシピ 


栗とさつまいもの秋煮物
秋が旬の食材たっぷり!腸の調子を整える「さつまいも」や、免疫力を高めてくれる「栗」を使った具沢山煮物。さらに美肌効果にも期待できます。

材料(作りやすい分量)
さやいんげん・・・3本(30g)
さつまいも・・・1/4本(100g)
にんじん・・・1/2本(75g)
しめじ・・・1/2袋(50g)
鶏もも肉・・・1/2枚(150g)
ごま油・・・大さじ1
むき栗・・・8粒
(A)
だし汁・・・200ml
醤油・・・大さじ2
きび砂糖・・・大さじ1
みりん・・・大さじ1.5
しょうが(薄切り)・・・4枚
《作り方》
①さやいんげんはヘタと筋を取って塩ゆでし、3等分の長さに切る。
②さつまいも、にんじんは乱切りにする。しめじは石づきを取り、手でほぐす。鶏肉は一口大の大きさに切る。
③鍋にごま油を入れて中火で熱し、鶏肉を加えて表面をこんがりと焼く。さつまいも、にんじん、を加えてさっと炒める。油が回ったら、しめじ、むき栗、(A)を加えてフタをし、弱火で15分ほど煮汁が少なくなるまで煮る。
④①を加えて、さっと煮る。

▼きのこ豚汁
元気がない、疲れやすい、倦怠感があるときに有効な食材のきのこ類。
しいたけ、えのき、まいたけを一緒にとって、効果も旨味も高める。

材料(作りやすい分量)
しいたけ・・・2枚
えのき・・・1/2袋
まいたけ・・・1/2株
長ネギ・・・2/3本
にんじん・・・1/3本
しょうが・・・1かけ
豚バラ薄切り肉(しゃぶしゃぶ用)・・・100g
サラダ油・・小さじ2
だし汁・・・600g
味噌・・・大さじ1.5~2
七味唐辛子(お好みで)・・・適量

《作り方》
①しいたけは石づきを落とし、えのきとまいたけはほぐす。しいたけは軸と傘をそれぞれ薄切りにする。長ねぎは5㎝分トッピング用に小口切りにする。残りは斜め1㎝幅に切る。にんじんはいちょう切りにする。しょうがは千切りにする。豚肉は3cmの長さに切る。
②鍋にサラダ油を中火で熱し、しょうがを加える。香りがしてきたら豚肉を加え、8割色が変わったらえのき、まいたけ、しいたけ、長ねぎの斜め切り、にんじんを加える。しんなりするまで炒め、だし汁を加える。
③沸いたらふたをして弱火で10分煮る(※アクが出たら都度取り除く)。火を止めてみそを溶く。器に盛り、長ねぎの小口切りとお好みで七味唐辛子を散らす。


▼くるみとにらの生姜みそ
体を温める効果のある生姜と味噌に血行を良くするにらとくるみを加えることで、体全体を中からじんわり温める。

材料(作りやすい分量)
くるみ・・・50g
ごま油・・・大さじ1
にら・・・1束
(A)
米みそ・・・大さじ3
みりん・・・大さじ3
きび砂糖・・・大さじ1
生姜(すりおろし)・・・小さじ1

《作り方》
①くるみは粗く刻み、にらは1㎝ほどの長さに切る。
②フライパンでくるみを空炒りし取り出す。
③同じフライパンにごま油を入れ、にらを炒め、油が回ったら(A)と②を戻し入れ、弱火でふつふつと煮たら火を止める。
※冷蔵庫で2~3日保存可

山芋とモロヘイヤのふわふわ
胃腸の働きを改善し、疲労回復にも効果的な山芋、モロヘイヤをたっぷり使ったお好み焼き。
山芋を加えることでふわふわの食感になる。

材料(作りやすい分量)
モロヘイヤ(葉)・・・40g
キャベツ・・・200g
豚こま肉・・・100g
薄力粉・・・80g
卵・・・2個
山芋(すりおろし)・・・160g
醤油・・・小さじ1
米油・・・大さじ1
ソース・・・適量
かつお節・・・適量

《作り方》
①モロヘイヤの葉を沸騰した湯でさっと茹でて冷水にとり、水気を切ってざく切りにする。キャベツは太めの千切りにする。
②ボウルに薄力粉、卵、すりおろした山芋、醤油を入れ、空気を含ませながら混ぜ合わせる。
③②に①を加えてさっくり混ぜ合わせる。
④フライパンに米油を入れて中火で熱し、③の半量を流し入れ、3分程焼く。豚肉を1枚ずつ上に広げながらのせて裏返し、フタをして5分程焼く。同様にもう1枚作る。
⑤器に盛り、ソース、かつお節をかける。



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– 監修について –

監修 田中奏多(たなか・かなた)

東京TMSクリニック院長。BESLI CLINIC COO。医師・調理師。
東京・神田に「働く人の薬に頼らない心のクリニック」ベスリクリニックを2014年 共同創設。ベスリクリニックCOO:Chief Operating Officre​として 「社会のニーズに合わせた医療サービス」の構築を担当。
ハーバード大学TMSコースを修了し、2020年5月東京・恵比寿に TMS治療専門クリニックである 東京TMS(Tokyo total Mental Stress Clinic)クリニックを開院。
著書に『眠る投資 ハーバードが教える世界最高の睡眠法』(アチーブメント出版)。 「林修の今でしょ!講座」(テレビ朝日)、 「爆報THEフライデー」(TBS)などメディア出演多数。


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