【薬膳レシピ】夏バテ対策の薬膳料理!~おすすめ食材とレシピ紹介~
夏にカラダがバテることを総称して「夏バテ」と呼んでいますが、その症状は多岐にわたります。
カラダが重だるい、食欲がなくなる等、暑い夏に誰でも一度は経験したことがある症状ではないでしょうか。
暑い夏には食欲がなくなる方も多いと思いますが、しっかりを食事をとり、エネルギーをつけて疲労回復を促すことが重要です。
今回は夏の疲れをとり、夏バテにならないための食欲増進レシピ・疲労回復レシピをご紹介!
夏バテ対策①
食欲増進におすすめの食材
暑い夏には冷たい食べ物を食べすぎたり、室内と室外の気温差により、体が疲れて食欲がなくなってしまいます。
そんなときは弱った胃腸をサポートして、食欲を増進してくれる食材を使ったメニューがおすすめ!
●えび
えびは体を温め、スタミナをつけてくれます。体力・気力どちらもアップさせてくれる滋養強壮食材です。弱った胃腸も温めてくれるので、食欲増進の効果が期待できます。
●山芋
山芋は薬膳の世界では「山薬」と呼ばれる、滋養強壮に有効な漢方薬として知られています。消化吸収を促す働きもあるので胃腸を丈夫にし、食欲不振の時におすすめの食材です。生活習慣病の予防にも効果が期待されています。
●さば
さばは胃を元気にして、消化不良の改善を促してくれます。また、腎機能を高めて、体力をつけてくれる働きがあると言われています。疲れやすい人にもおすすめの食材です。
(監修:管理栄養士 佐藤栄利加)
夏バテ対策②
疲労回復におすすめ食材
暑い夏を乗り切るためには、しっかり休息をとり、疲れ切った体にエネルギーを補給することももちろん大事!
疲労回復を促してくれる食材を積極的に摂りましょう。
●牛肉
滋養強壮食材である牛肉は、たんぱく質やミネラルが豊富なため、疲労回復の効果が高く、体の中から元気にしてくれます。また胃腸を丈夫にしてくれるので、食欲が出て、虚弱体質、無気力感を改善してくれる食材です。
●たこ
たこは気と血を補い、体の働きを正常にすることで疲労を回復させてくれます。その他にも高血圧や動脈硬化の予防等にもおすすめの食材です。
(監修:管理栄養士 佐藤栄利加)
▼さばの大葉焼きポン酢だれ
血液をサラサラにする効果が期待できる、不飽和脂肪酸のEPAとDHAが豊富に含まれるさば。大葉で挟めば、食欲がないときもさっぱり食べられます!
▼梅でさっぱり山芋茶碗蒸し
いつもの茶碗蒸しに、消化を促進する山芋と梅を加えることで、胃腸に優しい一品です。
▼枝豆とたことじゃがいものガーリックペッパーサラダ
血の材料となる枝豆とたこを一緒に摂ることで疲労回復につなげます。レモンを絞れば、酸味と香りが疲労からくるストレスをやわらげ、暑い夏でもさっぱりとお召し上がりいただけます★
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– 監修について –
監修 田中奏多(たなか・かなた) 東京TMSクリニック院長。BESLI CLINIC COO。医師・調理師。 東京・神田に「働く人の薬に頼らない心のクリニック」ベスリクリニックを2014年 共同創設。ベスリクリニックCOO:Chief Operating Officreとして 「社会のニーズに合わせた医療サービス」の構築を担当。 ハーバード大学TMSコースを修了し、2020年5月東京・恵比寿に TMS治療専門クリニックである 東京TMS(Tokyo total Mental Stress Clinic)クリニックを開院。 著書に『眠る投資 ハーバードが教える世界最高の睡眠法』(アチーブメント出版)。 「林修の今でしょ!講座」(テレビ朝日)、 「爆報THEフライデー」(TBS)などメディア出演多数。 |
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